一日の時間は24時間と限られていて、一日のうち仕事に割く時間は1/3程度です。限られた時間で仕事を効率よくこなすには、予定を先読みし、スケジュール通りに行動するのが大切です。やるべきことをリストアップし、優先順位を付けて取り組むことから始めましょう。
しかしながら、せっかくリストアップしたのに、「いくつか取り掛かれずに1日が終わってしまった」という経験はありませんか。原因は、スケジュールの見通しを誤っている可能性がありますが、そのタスクが元々重要でないから取り掛かる気になれない、という事も考えられます。それは一体どういうことでしょうか。
優先順位を考えるとき、自分の中に確かなルールや価値観が無ければ、どの仕事も「やった方がいい」と思えてくるものです。だからといって、全てのタスクをスケジュールに組み込んでしまうと、休む間もないし、常に時間に追われてしまいます。タスクの中には、「不必要なことがあるかもしれない」という目で見てみましょう。ルールや価値観に合うものを優先してスケジュールに組み込むのです。自分には合わないものは優先順位を下げるか、NOを突きつけるのも時には必要です。
全ての仕事を自分がやらないといけないと思うのも、スケジュールを詰め込みすぎる原因になります。時にはその分野が得意な他の人に仕事を任せたほうが、効率良く進むこともあります。自分だからできることや、大切だと思うことに時間を使うのが生活の質を高めるためのテクニックだと思います。