「いつまでたっても仕事が上手くこなせず、怒られてばかりで辛い!」あるいは「毎日、次から次へと仕事が舞い込んできて辛い!」といった悩みを抱える社会人は珍しくありません。業界や業務内容によって、同じような悩みを抱えていても、その解決方法は異なってくることでしょう。
しかし、業界を問わずに解決できるコツというものもあります。その一つが、優先順位を明確にしてから仕事を行うということです。例えば、ルーチンワークに取り組んでいる途中で、席を外している同僚への電話がかかってきたとします。その時、自分の仕事を中断してまで不在だった同僚を探して電話があった旨を伝えるのか?あるいはメモ書きを残して伝達を済ませるのか?どのような選択肢を選ぶと良いのでしょうか。
その答えは、電話の内容や相手によって異なると言えるでしょう。電話の内容が重要であっても、自分自身のスケジュールが詰まっている場合は、更に別の人に引き継いで伝言して貰うという手段も考える必要があるからです。つまり、全ての仕事においていつまでに対応しないと間に合わないかというゴールポイントを意識しましょう。
細かなことでも線引きを行い、今日の定時までにすべき事と明日に残しても問題ない事という優先順位で対応していくことで、心身の負担を減らしやすくなります。また、急な仕事を依頼された時に、他の仕事の優先順位が明確にあることで、明日中で良ければ対応できますといった具合に、納期やスケジュールの交渉などもできるでしょう。